行動経済学 入門書紹介(口コミ130個 ☆4つの高評価)
まいど、おおきに!
karinパパです。
本日は「行動経済学」についてです。
今までの経済学は、「人間は必ず合理的な経済行動をするもの」
という前提で構築されてきました。
ところが普段の私たちは、それでは説明できない
非合理なふるまいを多くしています。
行動経済学とは、従来の経済学では説明しきれない人間の経済行動を
人間の心理という視点から解明しようとする新しい経済学です。
人は、なぜそれを買うのか。
安いから、質がいいから。
そんなまっとうな理由だけで、人は行動しません。
そこには、より人間的で、深い原理が横たわっています。
その原理を、漫画という娯楽の形を借りながら、
サザエさん並みに楽しく学べる唯一無二の本が、
「ヘンテコノミクス」です。
人間の経済行動の真実とその理論が
全23話にのぼる「行動経済まんが」で紹介されています。
行動経済学の例
フレーミング効果(枠組みを変えると価値が変わる)
メンタル・アカウンディング(心の中で、お金の価値を計算する)
アンカリング効果(基準が判断に影響を及ぼす)
おとり効果(選択肢を生み出すことで、市民権を得る)
損失回避の法則(目先の損を嫌う心理)
…など
おとり効果をピックアップすると、
商品の価格を決める時は、松竹梅の三段階にして、
竹を一番売りたい価格する
商品A:1000円
商品B:2000円(これが一番売れる)
商品C:3000円
このように実践向きなことが多く書かれており、
初心者にもマンガで分かりやすいので、
ぜひご一読あれ!